スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

▲PAGE TOP

NHK準決勝 羽生VS郷田

 昨日のNHKは非常に面白かったです。通常は実戦に登場する詰筋は詰将棋と比較してやさしいと言われています。しかし昨日の羽生さんは詰みがあるとは思いつつもなかなか読み切れずに苦悩しているように見受けられました。6九角と打った時点ではすべて読み切っていなかったような感じです。郷田さんの7七玉に再び苦しそうな表情で読み切ろうとする羽生さん。読み切れていれば8六銀の着手も早かったはずです。秒読みに追われて、ぎりぎりまで考えて8六銀。その手付きにも余裕がありませんでした。桂馬を二枚残しての8六銀は見ている人に感動を与えました。(後の感想戦では8八銀でも詰みとの結論でしたが…これは結果論)。羽生さんですから実戦の緊張によって…などは考えられません。また郷田さんに気を使って簡単に詰ませたりはしなかったでもなかったと思います。プロ棋士は詰み筋を読み切ることは瞬時のことであり、詰むか詰まないかを判断する能力に極めて優れています。
 しかし、この将棋では詰みがあるはずだが、読み切るのが難しい局面だったように思います。
江戸時代の将棋には秒読みなどはなかったでしょうから、おおらかに詰み筋を確認したかもしれません。しかし、このような局面で雌雄を決することになると詰める力が物を言います。盤面一杯の駒配置の詰物を門弟に示して「明日の朝までに解いてこい。さもなくば破門じゃ!」そんな繰り返しが献上図式の始まりなんでしょうね。
 さて郷田さんにとっては好局を作りながらの逆転負けに悔しさも大きかったに違いありません。最後の数手は負けを覚悟しつつ、7二桂まで指し続けました。悔しくて投了の決断ができなかったということよりもテレビを見ている将棋ファンにわかりやすくするために敢えて指し手を進めたのだと思います。「詰将棋は実戦の力となる」を強く印象づけられた一局でした。
 来週は羽生VS渡辺の決勝戦です。羽生さんには5連覇がかかります。トーナメントでの5連覇はとんでもない大記録と思います。渡辺さんも先日王将獲得して2冠王となりました。いよいよ竜王戦での三冠同士の対決も真実味を帯びてきました。おっとその前に羽生VS森内の名人戦でした。

▲PAGE TOP

«  | Home |  »


まとめ

Contents

  随 想
  詰々草
  風流旅日記

Admin

検索フォーム

アーカイブ

 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。