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献上図式と世襲名人

 江戸時代の世襲制名人は時の将軍に詰将棋百番を献上するのが習わしでした。その詰将棋を「献上図式」といいます。金泥で装丁された豪華な原本が今でも残っています。
 さて世襲制の「名人」を名乗ることになった時からめったやたらに対局する訳にはいきません。負ければ「名人」の名前に傷がつきます。世襲制名人の半生は献上図式を作成することに捧げられたと言っても過言ではありません。それだけに将棋ファンの注目はもちろんですが将棋を知らない人々の噂話にもなったと思います。
 10人の家元棋士が献上図式を徳川将軍に献上したのですが、その内の伊藤看寿と八代大橋宗桂は名人になれませんでした。これは世襲制による名人制度ですから一度名人になると死ぬまで名人です。つまり、前の名人が長生きしますと次の名人候補者がどんなに頑張っても名人になれなかったのです。現在の名人は実力制名人と言って毎年タイトル戦として決定しています。(つづく)                      

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