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谷川さんの詰将棋作品集「月下推敲」

 谷川さんの詰将棋作品集が7月に発刊です。200年ぶりの永世名人による詰将棋集という触れ込みです。詰将棋集には大きく分類しますと3種類あります。まずは初心者用の入門書。「詰将棋入門」「詰将棋ドリル」みたいな啓蒙用の問題集です。類作とか同一作などと言った話にはなりません。次に個人作品集。これはある程度オリジナリティが求められます。谷川さんも「光速の詰将棋」などすでに数冊出版しています。第三に「図式集」と言われる詰将棋集です。内藤國雄さんの2005年発行の「図式百番」はまさに図式集と言われています。
 江戸時代の名人位は世襲制でした。つまり名人位は一旦名人になると一生名人を名乗ることになっていました。名人は徳川幕府に献上する<詰将棋百番>を作り上げることが最大の仕事でした。その後十三世関根名人の英断で名人位が世襲制から実力制のタイトル戦となったのは将棋ファンには周知の通りです。内藤さんは永世名人ではなく谷川さんは十七世名人の資格を持っているために今回の谷川さんの作品集は200年ぶりの「図式集」というわけです。「図式集」とはそれほどまでに格調の高い詰将棋集を指すものです。
 名人戦で凌ぎを削る十八世名人森内さんと十九世名人羽生さんですが、このお二人にも近い将来、図式集と評価されるような詰将棋集を出してもらいたいと思います。名人位が世襲制から実力制へ変わったことは「詰将棋」の世界にも大きな影響を与えたように思います。

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