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タイガーマスク騒動

 タイガーマスク現象が日本全国に拡大しています。顔も姿も見せず、名前も語らず、立ち去るというカッコよさ。善行に対する照れ隠しもあるのでしょう。
 <伊達直人=ランドセル>から始まって最近では<星飛雄馬>やら<矢吹丈>やら。そして贈呈の品のバリエーションも増えています。また匿名で人知れずという大原則もテレビの前でインタビューに堂々と答える若者タイガーマスクまで出現しています。これがまた新鮮で清清しさを感じました。
 不景気が続いて暗いニュースが多い中で<日本人も捨てたものではない>と思わせ るこの大ブームはうれしい出来事です。ただし、菅ナオトがしっかりしていないから 伊達ナオトが必要になるという辛口な意見もあるようです。

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「頭」で考えるか「心」で考えるか

 詰将棋を解く時に『解けるはず!』と思って取り込むか『解けないだろう~』と思って考え始めるか、その結果には大きな違いがあります。このことは詰将棋に限らずどの世界にも言えることかもしれません。
 物事を考えるのは頭なんですけどその頭の働きに多大な影響を及ぼすものが心の在り方と思います。
 いかに《心》で考えるかでしょうか?

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都立高校の部活動制限

 大学受験のために都立高校が部活働の時間を制限するという話がありました。
新聞の見出しは文武両道は無理!みたいな表現でした。大人が子供達に《文武両道は無理》って言ってしまってはいかんでしょう。
 教育評論家の尾木直樹さんも「生きがい、やりがいを追及することが大切。やりたいことが明確になれば自然に勉強にも向かうはず」と厳しく疑問を投げかけています。
 二兎を同時に中途半端に追いかけるのはもちろん良くないのですが、一兎づつ集中して全力で追いかけることが重要です。集中力を養うために<勉強>も<部活>もが正しいと思います。集中力を発揮する訓練が大切です。

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従業員のレベルアップ

 昨今の経済事情を反映してか企業が社員に求めるものが世知辛くなっていることに大きな疑問を感じています。短期的にモチベーションを高めるような従業員への働きかけが飛び交って目先の成果ばかり追いかけているように思います。
 特に社員を育てるという姿勢が見られないのが現実のようです。本来、職業とは世の中に役立っていると実感し、寸暇を惜しむどころか命を投げ打っても満足というものであると思います。
 いつの間にか、労働は嫌なもの、我慢するものになってしまいました。このことは極論しますと経営者が労働者の幸せを本心では願っていないことから始まったのではないかと思います。もう一つは働く側が自分の適性よりも処遇の良し悪しを基準に職業を選択していることにも原因があると思います。
 どの会社も立派な企業理念を掲げ、社会的使命や従業員の幸福に言及しています。しかしながら言葉だけのお題目にすぎなくなっているのが現実です。
 従業員の幸せとはもちろん給料の話も大切ですが、従業員の能力レベルを上げることも含まれていなくてはなりません。成果だけを性急に求める姿勢は果たして従業員のレベルアップを目指したものでしょうか?
 企業の発展は従業員のレベルアップに伴っていくものという大原則をわかっていない経営者が多いのかもしれません。

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明日死ぬと思って生きろ、永遠に生きるかのように学べ!

 私の最も好きな格言です。ガンジーの言葉と言われています。100%力を出し切って悔いのない人生を生きることは理想です。そのための心構えが<明日死ぬ>という切羽詰まった状況を思い起こせ!ということと思います。
 我々は子供の頃から<平均寿命○○年>なるものに縛られてしまっているために老 いていくように思います。子供の頃から人生800年と信じて生きたとしたらなかな か年を取らないと思います。
 そして800年もあるなら何だってできる!じっくりと 頑張ろうという気持ちになると思います。まさに「永遠に生きるかのように」です。

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好ましくないものは料理人の料理、唄唄い人の唄、書家の書

 魯山人の言葉という通説ですが、良寛和尚の言葉をあの魯山人が好んで引用したのではないかと言われています。プロの料理人の料理より、もてなしの心を精一杯込めて作った素人の料理の方がいいという味のある名言です。プロへの戒めでしょうか!一方、受け止める側の心の問題を鋭く皮肉っている意味もあります。
 有名な○○さんの作品というだけで味がいいかどうかを別にして崇めたてまつってしまうことはいろいろな世界であるのではないでしょうか!自分が本当に感動したのかどうか、心に素直に聞いてみなければなりません。

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生きてるだけで丸儲け

 出典不明のようです。私より一回り以上年配の方が自らその境地で日々生きているとおっしゃっていました。まさに心底からその境地を楽しんでおられます。なかなかこの境地に達することは至難のことと思います。
 生まれつき体に重い障害があってもその不自由さに不平不満どころか、明るく元気に生きている佐野有美さんを「手足のないチアリーダー」としてテレビで紹介していました。乙武洋匡さんと同様の先天性四肢欠損症です。その前向きな姿勢に感動の涙を流した人も多かったのではないかと思います。

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魚を取ってやることより魚の取り方を教えること

  「凡庸な教師は教える」
  「よい教師は説明する」
  「優秀な教師はやってみせる」
  「偉大な教師は心に火をつける」
 これと少々似た話で『魚を取ってやることより魚の取り方を教えること』という言葉があります。ボランティア精神として言われる言葉のように記憶していますが、教育とは生きていくことを教えることではないかと思います。そしてボランティア精神とは施すことではなくて励ますことではないかと思います。

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働けば食える

 定年後をどうするかを考えていますが「働かざる者食うべからず」の逆説として「働けば食える」という言葉に従って生きて行きたいと思っています。
 力量以上に冨を得ようとする邪悪な心が社会を悪くしているような気がします。純粋にやりたいことをやる。欲張らずにその収入の範囲で満足を感じながら生きて行けばいいのではないかと。欲張るから嫌な労働をしなければならない。欲張らなければ好きなことを仕事にできるのではないでしょうか?

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天童旅行記(竜王戦観戦なしツアー)

1.竜王戦羽生さん残念無念
 今期の竜王戦で羽生さんは2勝4敗で渡辺竜王に敗れ、天童で行われる予定であった第七局は幻となってしまいました。その結果、前人未踏の永世七冠王獲得は翌年以降の楽しみとなりました。
 今年の9月、羽生さんが挑戦者に決定して第七局が天童市で行われることが発表になった翌日、すぐに天童市のビジネスホテルに予約を入れました。このホテルでは第七局のテレビ放送に備えて放送局スタッフの予約が20名3日間合計60室分がキャンセルになってしまったとご主人がぼやいておられました。律儀な私は竜王戦がなくなったにもかかわらず遠路山形県天童まで<温泉療養>のためにという名目で出かけたのでありました。

2.虹の見送りと虹の出迎え
 関西から山形は通常ですと飛行機なのでしょうが、飛行機嫌いの私は新幹線を乗り継いで6時間の長旅です。寒波襲来を目前にして西日本は気象状況が不安定になっていたようです。出発の朝、びわ湖にかかる大きな虹が見えました。そして静岡県から見える富士山はいつもながら雪景色。東北新幹線の埼玉県からもくっきりと見えました。山形新幹線に入ると米沢から再び虹が出迎えてくれました。いよいよ天童が近い。
 「霧晴れてびわ湖に刺さる冬の虹」

3.3度目の天童市
 実は天童市は3度目です。秋田に単身赴任の時に二度行きました。秋田から天童は在来線(奥羽本線)の乗り継ぎで約3時間半です。隣の県であっても直通の電車がありません。新幹線もなければ在来線の特急もないのです。旅の道中を楽しむ私にはどうってこともありませんが。
 最初の訪問は対局とは関係なく天童市内の観光でした。天童駅の駅舎にはいきなり将棋資料館があり、メインストリートの電柱には詰将棋が連なり、公園にはプロ棋士出題の詰将棋モニュメントが15題も展示されていました。そして町の飲食店の名前やら天童温泉のホテルの名前には将棋に関係する名称があちこちです。
 そんな楽しい町という印象が強かったので2年前の竜王戦が天童対局となった時、再び足を運ぶことになりました。羽生さんの3連勝4連敗という大逆転で永世七冠達成ならなかったあの有名な竜王戦第七局の観戦でした。

4.将棋資料館
 翌日、盤面初形象形詰で有名な河内勲さんと詰将棋保存会の荒川貴道さんと合流しました。将棋資料館の資料について天童市郷土研究会の斎藤隆一さんに案内してもらいました。展示資料は地元の収集家の協力とともに天童市を挙げて立派な資料館を作るという熱意が貴重な古文書にも表れているように感じました。
 将棋に関係した資料館や記念館はこの5月に訪問した野田市の関根名人記念館、青森県おいらせ町と倉敷市にある大山名人の記念館などが有名です。
 地方都市が町興しとしていろいろと工夫をしている例は様々ありますが、将棋記念館という選択はよろしいかと思います。その先駆者が天童市かもしれません。
 米沢市は2年前の直江兼続ブームで沸きあがりましたが、今年はさっぱりという状況のようです。ゲゲゲの女房で盛り上がった鳥取の境港市も反動がこわい。その点将棋記念館はブームに左右されにくい面があると思います。

5.将棋交流室
 将棋交流室は無料で対局ができます。広い恵まれたスペースが自慢です。将棋連盟天童支部の支部長村岡良雄さんや山形県の支部連合会の会長の山口雅則さんとお話させてもらいました。天童市の将棋ファンの皆さんはこの交流室でしっかりと腕を磨いておられるようです。天童市のバックアップも力が入っています。将棋の普及に対する情熱が伝わって来ます。将棋好きの少年が県外から憧れの天童にやってきて付き添いの母親からお礼状が届いたエピソードなど子供たちへの指導にも熱が入っているようです。
 さてさて我々は詰将棋3人組。支部長さんに初対面なのに「山形新聞には詰将棋掲載がない」とか「電柱や公園の棋士出題の詰将棋が長年にわたり同じ問題なのを何とか時々新題に入れ替えては?問題数を増やしては?」などとと我がままを言い出す始末でした。詰将棋を愛し、将棋の普及を応援する同じ立場という土壌があるとは言え図々しかったかと反省をしております。
 街中には将棋グッズ専門店があります。将棋駒を彫る実演を見せてくれる店もあってワクワクします。その職人の技を子供達に教えていくという動きもあるようです。

6.山形県の人口
 この日の地元の新聞記事では山形県の人口が減少し、120万人を割り込んだと伝えていました。山形市を含めて県内の主な都市が減少しているとか。その中で天童は何とか増加しています。<将棋><さくらんぼ><天童温泉>などがうまくアピールできている成果なのかと思いました。
 いずれにしても日本全体が人口減少して少子高齢化が加速度的に進んでいます。特に地方都市が大きな変化に飲み込まれようとしていることは看過できないと感じました。

7.雪の舞鶴山
 駅から歩いて30分ほど。春の桜の季節には毎年人間将棋が行われる舞鶴山に登りました。あいにく雪が降り始め、その道のりは遠く感じました。(タクシーだったか…悪手だったなあ…)
 さらに追い討ちをかけるように登ってみれば人間将棋の会場は工事中でした。遠くから眺めるだけ。将棋供養塔にも近づけずでした。王手を一度もかけずに投了を余儀なくされてしまいました。この次は桜が満開の人間将棋の時期に来たいものです。

8.雪の山寺
 寒波来襲して雪がどっさりと積もりました。雪深い山寺の千階段を登りました。五大堂からの眺めはまさに水墨画でした。観光客はほとんどいません。階段の上の方に郵便ポストがありました。お聞きしますと毎日郵便局の方が上って集配しておられるということでした。ご苦労様です。山寺は童謡の『山寺の和尚さんは~♪』とは違うらしいです。また天童では若松観音若松寺も名刹として名高いのですが、『めでためでたぁのぉ~若松さぁまぁよ~♪』はこのお寺のことでした。
 東北には芭蕉ゆかりの地が数多くありますがこの山寺に立ち寄り「閑さや岩にしみ入る蝉の声」を詠んだと言われています。芭蕉の句碑が残っています。 

9.締めくくりは秘湯で
 山形県の一番福島寄りの五色温泉宗川旅館にて締めくくりました。ここは「日本秘湯を守る会の宿」です。JR奥羽本線の本数は驚くほど少ない。そして雪深い状況では宿のお迎えがなければ到底たどり着けないという意味でも秘湯でしょう。
 かつて大正時代、皇室専用のスキー宿「六華倶楽部」が同旅館の敷地内にあった由緒のある秘湯でした。
「雪しんしん閉じ込めてくれ五色宿」

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